ツイッターまとめ第4弾。ツイッターにおける筆者の発言をまとめています。
①誰が買うんだ?
ガングリフォンって基本、「戦車>ロボ」を前提にした世界だから、もっと戦車が強くても良いんじゃねって思う時がある。それこそ戦車の一両一両がブレイズのエレファント並みの装甲と火力でもおかしくはない。勿論、そうしたら「ロボいるのか?」、「誰が買うんだ?」って根源的疑問が出て来るけど。
— しとり (@sitori0528) 2019年8月7日
岡田さんも言ってたけど、「戦車を見たら逃げ出すゲーム」であっても良いと思うんだよね。だからこそジャンプとか高所からの狙撃といったHIGH‐MACSの設定が活きるわけで、新境地が開けると思う。モンハンだってモンスターが弱かったら楽しくないよ。強い相手を狩るから楽しいのであってね。
— しとり (@sitori0528) 2019年8月7日
そう考えると、ブレイズの13式はそんな人の為に用意された機体なのかも知れん。あれ乗ると普通に戦車が怖いし、東南アジア某国で壊滅したPKO小隊の悲劇を追体験出来るもんなぁ。ジャンプも出来ないから本当に地獄だけど。うん、これは売れませんわ・・・・・・orz
— しとり (@sitori0528) 2019年8月7日
とは言え、ブレイズのヘルモードは良く出来ていると感心する。歩兵戦闘車の20㎜機関砲に追い払われ、象の140㎜にワンパンされ、ミサイルの直撃で瀕死に追い込まれるロボの貧弱さが良い具合に出ていた。一発の被弾の重みを上手く表現する一方、決して理不尽とは感じさせない点でも優れている。
— しとり (@sitori0528) 2019年8月8日
誰かが言っていたが、そろそろ戦車が現実通りの強さを持ったロボットゲームが登場しても良い頃だと思う。ロボットの引き立て役として戦車を描く時代はそろそろ終わりにして、様々なアイデアやヒントを駆使して強力な戦車を如何に倒すかという、そういうゲームがやってみたい。それこそ、「戦車を見たら逃げる」ゲームを。「ガサラキ」とか、あんな感じのパワーバランスにして欲しい。「パト2」でもいいけど、流石に対抗手段無さすぎるから!
②19年
今日でブレイズの発売から19年も経つのか。ガングリフォンとしてはどうなのって言われてきたけど、中々どうして奥の深いゲームだと思う。丁寧に作られたマップ、良く練られた敵増援のタイミング、快適な操作性、何よりも「狙って撃つ」というSTGの面白さの芯を外してないのが凄い。
— しとり (@sitori0528) 2019年8月10日
これは初代の頃からそうだけど、ガングリはまず何よりも3DSTGとしての完成度が高い。操作性で言えば後発のロボゲーよりも遥かに快適で、「機体を動かしている」感覚がダイレクトに伝わるのも良かった。ブレイズはそれを更に推し進めた印象だっただけに、その先が見たかったというのが正直なところ。
— しとり (@sitori0528) 2019年8月10日
ブレイズの良さというのはプレイし続けることによってしか得られない類のもの。立体感の増したマップは戦略の幅を広げ、高所からの狙撃や地形の起伏を活かした稜線射撃など取れるアクションは多彩。狙撃モードは戦闘中の良いアクセントになっていて、静と動のメリハリの利いたプレイ感を与えてくれる。
— しとり (@sitori0528) 2019年8月12日
これらのツイートも前回の考察の素案になっているが、この頃はまだ文章にまとめようという気はなかったので好き勝手に呟いていた。このツイートにもあるように、筆者はガングリフォン・シリーズの魅力の一端はそのFPSとしての完成度の高さにあると思っている。
まだFPSというジャンル自体が一般的ではなかった当時において、3D空間を自由に動き回れるだけでなく、「狙う」、「撃つ」、「走る」という全ての要素が快適に行えるのはやはり本作の先進性を示すものだと思う。この基礎部分が今プレイしても古びていないというのがすごいなと。今日日のロボゲーでも、操作性が最悪とかレスポンスが悪いゲームはいくらでもあるからね。
③ゴリ押し
#絶望的だが続編を待ち望んでるゲーム
— しとり (@sitori0528) 2019年9月4日
ガングリフォン「ブレイズ2」。ブレイズは不評だけど、土台が凄く良い。オプションボックス等を調整すれば必ず化ける。 pic.twitter.com/HjKcNHHFtM
ブレイズは狙撃の実装や攻撃ボーナスの仕様変更、マップの大幅な立体化で地形の持つ意味が進化してたのが良かったな。物陰に隠れての稜線射撃が可能なので、位置取りが更に重要になった。
— しとり (@sitori0528) 2019年9月6日
ボリュームこそ少なめだったけど、「ブレイズ」を「Ⅱ」の後僅か二年余りで開発してPS2最初期に投入して来たゲームアーツは何気に凄いと思うのよね。
— しとり (@sitori0528) 2019年9月6日
実際、PS2初期にあれだけのゲームを投入してきたGAは凄いと思う。ボリュームは少なかったけど、あれはある程度織り込み済みのような気はする。というか、GGBの成立過程というのは未だに良く分かっていない部分が多くて、ゲームセンター用のアーケードゲームとして作られたという噂もあるし、この辺りの事情は興味深い。
④虎戦車
ガングリフォンBZのトルコ軍がドイツ製のレオⅢやパンターで編成されてるのは分かる(現実でもレオⅡ保有)。でも、中国軍がチベットでティーガーを運用してるのは違和感。正規輸入したとはとても思えず、あれは大戦中の鹵獲機かコピー品で、「虎戦車」と呼称されているという脳内設定で遊んでる。
— しとり (@sitori0528) 2019年10月5日
そう言えばBZには14式が登場しない。火力支援が任務の機体だからチベットの防衛任務にはティーガーの方が最適というのは分かるんだけど、14式を使って欲しかった気も。一応、リットリオのコピーだから山岳地も登っていけると思うんだけど、重量過大か技術的制約で登れなかった可能性もあるのか。
— しとり (@sitori0528) 2019年10月5日
戦後の中国の国力は大分低下しているのだろうが、ティーガーやコラートを輸入して装備の強化に努めているのが分かる。が、あの国が正規のルートでティーガーを輸入したとは到底思えず、このような発想に至った。旧作だったら意地でも14式を置いたような気がする。
その当の14式は兵器図鑑でモデリングを確認することが出来るが、残念ながらゲーム中には登場しない。セガサターン時代に比べて機体が鮮明に見え、その怪物のようなシルエットが一層際立っているだけに、是非チベット辺りに登場して欲しかったところだ。
⑤音ゲー?
ガングリフォンの楽しさの肝の一つは良く練られた敵増援のタイミングだ思う。最初は殺到する敵の増援に苦戦するが、慣れてくると的確に対処出来るようになり、音ゲーでもやっているかのようにテンポ良く撃破して行ける絶妙なバランス。そこに至るまでに自身のプレイを効率化していく過程もまた楽しい。
— しとり (@sitori0528) 2019年8月4日
と言いつつ、筆者自身は音ゲーは大の苦手なのでやらないのだが、多分、最高にノっている時の気分はそれに近い気がする。
⑥岡田氏の言葉
あと、気をつけたのは悪者を作らないようにしたことですね。独裁者が突然現れて「世界を征服するのだ」というのはやめようと。これは、国家や人間が悪いのではなく、世界全体がそうならざるを得なかったということにしたかったためです。
— しとり (@sitori0528) 2019年8月30日
岡田厚利
そう、どこも戦わざるを得ないんだよって設定が逆にリアルで。まぁ日本の人口3割餓死設定(BZ)は流石にやり過ぎじゃねとか思いましたけど。幸い、現実の2015年はそうなりませんでしたけど、ああいう状況がいざ来た時に起こるのはもっともっと救いようのない事態かも知れませんね。
— しとり (@sitori0528) 2019年8月30日
この頃はまだまだ人口三割餓死設定に対して疑念を持っていた頃。その後に平成の米騒動の影響を調べ、コロナウイルスの蔓延とそれによる「世界的食糧危機の恐れ」がWHOから発表された現在、この考えは180度転換することとなった。いたずらに不安を煽る気はないのだが、自分達の生きている社会のシステムが驚くほど脆弱なものだと知った今となっては、この数字に不気味な現実感を覚えざるを得ない。
⑦FPS視点
RT>そうなんだ。自分はブレイズでアイテム制になった時より、アライドストライクで三人称視点を採用した時の方がよほど違和感があった。FPS視点の方がガングリの目指すところとマッチしてると思うんだよね。
— しとり (@sitori0528) 2020年6月21日
ある方のFPS視点を讃えるツイートに反応して。ここに書いた通り、周りが言うほどアイテム制に違和感はなかったのだが、ASのTPS視点には違和感バリバリだった。やはりガングリの醍醐味の一つは「ロボットを操縦している感覚」にあると思っているので、TPS視点にしてしまうとその感覚は大分薄れてしまう。
⑧C‐17
ギャレス版ゴジラ、C-17からの空挺降下シーンが好き過ぎてここだけは絶対見る。横田でもC-17だけは行列我慢して中入ったし、ガングリフォンの影響は甚大。
— しとり (@sitori0528) 2020年6月20日
ギャレゴジは基本良く出来ているのでやっていると観ちゃう。中でもC‐17からの空挺降下シーンはカッコ良くてお気に入りのシーンの一つで、ついブレイズのOPとかを思い出してしまう。
⑨スペクター
あとギリシャもそうですが、個人的にはグアムの格納庫内部に駐機しているAC130スペクター(正確には攻撃機)がただの的としてしか登場していないのも少しがっかりしました。あれは飛ぶことすらないので💧
— しとり (@sitori0528) 2020年6月23日
もしかしたら、あれも西練馬さんの言うような「絵を見せるための敵」だったのかも知れませんが。
NさんとギリシャのC‐17のことを話していた時のツイート。AC‐130スぺクターとHIGH‐MACSが戦うような状況は想定し辛いが、ブレイズのノリだったらやっても良かったかなとか思ったり。空中を飛ぶスペクターの猛火をかわしつつ16式で撃墜するとか、ちょっと燃えません??
⑩しぶとい
ありがとうございます😆
— しとり (@sitori0528) 2020年3月18日
やっぱガングリフォン世界のリビアはカダフィ政権前提ですよね?あんまよく考えずに設定してしまいましたが🤔
Mさんに仮想戦記を読んでもらった時の反応は「フセインとカダフィがしぶとい!」であった。ガングリの世界におけるリビアとイラクの政治体制はどのようになっているのか判然としないが、少なくともリビアはその軍拡姿勢やエジプトへの妙な対抗意識を鑑みるにカダフィが健在なのではないか?と思わせる要素も少なくない。
筆者としてはカダフィもフセインもはっきり「いる」とは明言せず、それに近い体制か、それを継承した体制が構築されているものとして仮想戦記を書いた。評判は余り良くなさそうだが・・・・・・orz イインダーイインダー!