今回はツイッター上で気になる動画を見つけたので、置いておきますね。
まずは『ガングリフォンⅡ』の宣伝用PVと思われる映像。こう言うとあれですけど、すごい面白そう!ww改めて見ると、『Ⅱ』ってすごい面白そうに見えるゲーム。いや、実際に面白いんですが。にしても、このプレイヤーの誘爆をものともしない戦い方は宣伝として問題なかったんでしょうか??
ガングリフォンⅡ(video cm
— アタリショック(ハメコミ合成研究中w (@goegoezzz) 2020年7月24日
セガサターン pic.twitter.com/SbJlM0KGIC
次は『ガングリフォン』の前に作られたシューティングゲーム『シルフィード』 の映像。ディレクターの宮路武氏がインタビューに応える形で肉声を披露しています。特に後編では次回作(恐らく『ガングリフォン』)に向けた抱負なども語っており、必聴の価値ありです。
シルフィード(TV & video cm 1 / 2
— アタリショック(ハメコミ合成研究中w (@goegoezzz) 2020年7月26日
MEGA-CD 後編につづく pic.twitter.com/fzRK5gXxwC
シルフィード(video cm 2 / 2
— アタリショック(ハメコミ合成研究中w (@goegoezzz) 2020年7月26日
MEGA-CD 後編 pic.twitter.com/2VtGNgoNjW
宮路さんの肉声ってあんまり聞いたことなかったんですけど、ちょっと『エヴァ』の庵野秀明監督の声に似ているかな?かなり落ち着いた感じの声ですね。
このインタビューで気になった発言は次のものです。
えーとですね、最近のゲームはやっぱ驚きが少ないっていう風に我々は感じています。それに対してですね、我々ゲームアーツとして、一つの回答としてですね、このアトラクション的な、シューティングというものを提案したわけです。
今後はそのアトラクション的良さを踏まえた上で、次のステップに進むつもりではありますけども、これはハードや(「屋」?)の進歩とかですね、ソフトや(「屋」?)の進歩っていう色々な要素がありますので、いつになるか分かりませんけども、長い間時間を掛けてですね、またこういった新しいスタイルの、良いゲームというものを提案していきたいと思っています。
この「最近のゲームは驚きが少ない」という発言見るに、宮路氏にとってゲーム開発の大きなモチベーションはプレイヤーにある種の「驚き」を与えることだったのかな。『シルフィード』が当時のシューティングゲーム業界に与えた衝撃は大きかったそうですが、この映像を見るとその辺りの感覚がよく分かる気がします。しかも、この次の作品が3Dシューティングの『ガングリフォン』であったことを考えると、宮路氏とゲームアーツの先進性には驚かされるばかりです。
しかし、同時に宮路氏はゲーム開発には「ハードや(「屋」?)の進歩」や「ソフトや(「屋」?)の進歩」といった別の要素が絡むことも指摘していて、『ガングリフォン』実現のためには技術が発展し、新しいハードであるセガサターンの登場を待たなければならなかったことも示唆しているように思います。