ガングリフォン・ムック(仮)

名作ゲーム、ガングリフォンシリーズについて考察するブログです。他のゲームも時々語ります。更新不定期。

バイオハザード4の武器まとめ

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ダラダラとバイオ4をやってたら唐突に武器の情報をまとめたくなったので書いてみます。もうこの十数年の間に色んなところで書かれてきたので目新しい情報は一切ないですが、筆者の個人的メモみたいなもんなので許してね。

 

 

 

 

ハンドガ

 

初期ハンドガン(H&K USPを基本にした架空銃?)

・レオンが初期から所持しているハンドガンで、性能はまずまずだが限定仕様に強化することでヘッドショット時のクリティカル率が大きく上昇する。この効果は体術やナイフ攻撃にも適用されるため、接近戦も強化される。ただし、ヘッドショット以外の攻撃ではクリティカルが出にくい上、中盤以降は仮面やヘルメットで頭部を防護した敵も多くなるため、特徴が活かし辛くなってくる。

 

パニッシャー(FN Five-seveN)

・通常で2体、限定強化で5体まで貫通攻撃可能なハンドガン。威力は全ハンドガン中で最も低いが、ハンドガンの苦手な盾持ちの敵などでも容易に対処出来るのは魅力。威力そのものはかなり低いので、体術に繋げたり、敵の足を止めたりといった一工夫で活用の道を探るのが良い。限定強化すれば集団でも容易に足止め出来るため、使い方次第で活躍出来る。

 

レッド9(モーゼルC96)

・ハンドガン中で最も威力の高いハンドガン。連射速度や装填時間は長いものの、限定強化時の単発威力はマグナムに迫るものがある。威力の高さはそのまま弾の節約にも繋がるため、ハンドガンをメインに攻略する場合には第一候補に挙げられる。ボス戦でも活躍が見込める上、ストックで照準のブレを抑えることも出来るなど、拡張性も高い。発射時の射撃音やバイブレーションの振動も含めて、とにかく使っていて楽しい銃である。

 

ブラックテイル(スプリングフィールドXD) 

・レッド9に次ぐ威力と素早い連射速度を持つオールマイティな性能のハンドガン。優等生過ぎてつまらないと言われることが多いが、実際優等生過ぎて面白みに欠けるのが最大の欠点。他に比べてこれといった特徴も無いが、性能的には申分ない銃である。

 

チルダH&K VP70

・三点バーストが可能なユニークなハンドガン。ストック付きのためにアタッシュケースのスペースを多く取るものの、限定強化することで100発まで装填出来る。指切りすることで単発撃ちも可能だが、狙ってやるには慣れが必要。必然的に無駄弾も多くなり、弾の消費量そのものも多くなるため、やや使い辛いと感じる場面が多い。ただ、バースト機能そのものは撃っていて気持ち良く、効率を考えなければ使っていて楽しい銃ではある。一応、他の武器と併用して使って行けばラストまで十分に保つだけの弾は手に入るし、制圧力もそこそこある。

 

 これら5つのハンドガンの内、筆者が使っていて最も楽しかったと感じた銃はレッド9とパニッシャー、初期ハンドガンだった。マチルダも撃ち心地が良く使っていて楽しいのだが、常に弾の消費量を気にしながら戦わなければいけないのは玉に瑕。逆にブラックテイルは性能的には申分ないものの、楽しさはほとんど感じなかった。この辺りはやはり世間の評価通り。

 

マシンピストル

 

マシンピストル(ステアーTMP、MP9)

・いわゆるサブマシンガン。単発威力こそ低いものの、多くの弾丸を装填可能で、高い連射力を誇る。最大強化で250発まで装填可能になり、アタッシュケースのスペースの節約になる他、限定仕様に強化すると威力も上昇する。弾もポロポロ出るので、ハンドガンの補完用として使っていきたい。

 

ショットガン

 

ショットガン(レミントンM870)

・ポンプアクション式のショットガン。ゲーム序盤で(しかもタダで)手に入るため、ゲーム一週目の序盤などでは非常に頼れる存在。限定強化すると単発威力も高くなるため、長く使っていける。性能的には申分ないものの、後述するセミオートショットガンの使い勝手が良過ぎるため、最終的には乗り換えられることが多い。

 

ライオットガン(ベネリM3)

・ゲーム中盤で手に入る取り回しの良いショットガン。他のショットガンよりエイミングが早いという特徴がある。限定仕様に強化すると遠距離での威力減衰率が下がり、かなりの遠距離からでも強力な攻撃を叩き込めるようになるなど、広範囲をカバー出来るようになる。効率のみで言うと後述するセミオートに劣るものの、スタイル的にもカッコ良く、使っていて楽しい銃である。

 

ショットガン(セミオート)(RDI ストライカー12) 

・ゲーム終盤で手に入るショットガン。腰だめ式のため、他のショットガンと比べると狙いが多少つけ辛く、ヘッドショットがしにくい。が、限定仕様に強化することで100発もの弾丸が装填可能になり、アタッシュケースのスペースを大きく節約することが出来るという強力なメリットが受けられる。また、ショットガンの性質上、近距離での戦いがメインになるため、狙いのつけ辛さなどもさしたる問題にはならない。効率を追求すればこれ一択の高性能な銃。

 

 筆者は長らくセミオートを使っていたのだが、余りにもこれ一辺倒なのがいやになってライアットガンに変えたところ、とても楽しかった。それ以来、ライアットガン一辺倒になったのはご愛敬。ただ、周回プレイで何度もアイテム回収しているとやはりセミオートの装填数100発というのは強力な恩恵だなと実感する。

 

マグナム

 

マグナム(S&W スコフィールド )

・中折れ式のマグナム。限定仕様に強化することでただでさえ高い威力が更に上昇させられるため、対ボス戦の切り札として非常に有効。ゲーム中盤でタダで手に入るのもメリット。

 

 キラー7(L.A.Rグリズリー) 

 ・オートマチック式のマグナム。限定仕様に出来ないために威力こそマグナムに劣るが、連射力や装填速度で上回る。中々採用されにくい武器ではあるが、性能・威力共に十分な破壊力を秘めている。

 

現在キラー7を試し中だが、マグナムの方が単純に良いかも知れぬ。

 

ライフル

 

ライフル(M1903A4)

・初期に手に入るボルトアクション式のライフル。一発ごとに装填する必要があるため連射が効かないが、限定強化で単発威力がマグナム並みになるのが強み。後半のリヘナラドールを相手にする場合、連射力に劣る初期ライフルはセミオートライフルに比べて一見すると不利に見えるが、弱点部位破壊後に胴体に撃ち込み続ければ単発威力の大きさでそのまま押し切れる。また、ほとんどの敵は胴体を狙っても一撃で倒せるため、狙いがタイトにならないで済むのも嬉しいポイント。

 

ライフル(セミオート)(H&K SL-8)

・ゲーム中盤で手に入るセミオートライフル。連射が効くため、使い勝手が非常に良いが、単発の威力では初期ライフルに劣る。集団戦やリヘナラドールの処理などに向くものの、威力が若干低い分、丁寧なヘッドショットを心掛ける必要がある。 

 

 こちらも昔はセミオート一択だったが、ボルトアクションの方が面白くなっている今日この頃。排莢アクションも癖になる。

 

ナイフ

 

ナイフ

・レオンが初期から所持している接近戦用のナイフ。これまでのシリーズ作品に比べて使い勝手が良く、実用性が高い。ハンドガンなどで敵を転倒させてから斬りつけるのが基本戦術で、弾薬の消費を抑える上でも有効。頭部などにヒットさせればそのまま体術に繋げることも可能なため、使い方次第で大いに化ける武器となっている。前述の通り、限定強化した初期ハンドガンと組み合わせればクリティカル率が上昇するため、更に強力になる。クラウザー戦では特に有効。

 

投擲武器

 

榴弾

・手投げ式の手榴弾。投擲後に起爆し、広範囲の敵をまとめて爆殺する。投擲武器としては最も威力が高く、使い勝手が良い。ラスボス戦では特に重宝するので、多めに残しておくと吉。

 

焼夷弾

・投擲後に発火し、敵を炎に包みこむ焼夷弾。炎で継続ダメージを与える。リヘナラドールなどにも有効(うろ覚えだが)。

 

閃光弾

・投擲後に周囲を強力な閃光で包み込む閃光弾。多くの敵を一定時間行動不能にする効果がある他、露出したプラーガを一瞬で殲滅することも可能。また、特定の場所に集まっているカラスをまとめて倒す際にも有効なので、常に一発は保持しておくと何かと便利。

 

マインスロアー

・着弾後に爆発する特殊な弾を発射する銃。投射式の手榴弾のようなもので、着弾後数秒してから起爆する。弾薬は地面や壁、天井、敵に直接つけることも可能で、一度に多くの敵をまとめて倒すことで戦術の幅が広がる。アタッシュケースのスペースをやや取るものの、手榴弾を10発以上持てる上にラスボスを完封することも可能になると考えれば持っていて損はない。弾薬は出にくいと誤解されている向きもあるが、ドロップの仕様の問題であり、使えば使うほど弾薬は供給される(逆に使わないとあまり出ない)。ガシガシ使っていくべし。限定仕様にすると敵を追尾する能力が付与されるが、使い勝手が変わるので強化しないのも手。こちらに向かって突進してくる敵などに張り付けた場合、爆発に巻き込まれるので注意。

 

・使うことで体力が回復するアイテムで、色ごとに効果や売値に差がある。敵に投げつけることも可能だが、威力は微々たるもの。タルに潜む蛇や村のニワトリなどがドロップする。

 

 やはり使っていて楽しいのはマインスロアー。プレイヤーの工夫次第で様々なプレイが可能になるため、使っていて飽きが来にくい。

 

特殊な武器

 

ハンドキャノン(S&W M500

マーセナリーズモードの全ステージを全キャラで6万点超えるという条件を達成することで手に入る強力な銃。限定強化すると単発威力が大きく上昇し、弾も無限になる。ロケットランチャーやシカゴタイプライターといった他の無限武器との大きな違いはアタッシュケースのスペースをほとんど取らないことで、かなりの小スペースで無限武器を採用出来るのが強みと言えば強み。ただし、シカゴタイプライターの方が使い勝手そのものは良い。

 

シカゴタイプライター(トミーガン、トンプソンM1)

・強力な弾丸を連射する短機関銃。クリア後の特典武器としては最も使い勝手が良く、その高い威力と驚異的な連射力で如何なる敵でも封殺出来る。これ一本持っていればゲームクリアも楽勝。ただし、強過ぎてプレイしていてもつまらない。

 

ロケットランチャー(RPG7

・バイオ伝統の最終兵器。ほぼ全ての敵を一撃で粉砕する。ただし、道中の敵を倒すことも考えるとバイオ4においては前述のシカゴタイプライターの方がやや使い易い。ゲーム中に入手出来る使い切り型とクリア後に購入出来る無限型とがあるが、弾数以外の性能に差はないと思われる。

 

 PRL412

・強力な光線(?)を放つ特殊武器。ボタンを短く押すと閃光弾と同じ効果があり、溜めてから離すとあらゆる敵を一瞬で葬り去る強力なレーザーを発射する。Wii版ではこれに画面内の敵を全てホーミングして攻撃する機能まで備わるので実質最強武器。当然のことながら、使っていて楽しくはない。

 

 これらの特典武器の大半は強すぎるため、すぐに飽きる。難所を手早く突破したい時などには良いかも知れないが、それ以外での使用はお勧めしない。

 

雑感

  と色んな武器を見てきたが、何となくバイオ4の武器はブレイズの武器にも似てるなぁとか思ったりする。パニッシャーやライフルは新型貫通砲、マインスロアーはモーションセンサー爆弾(ちょっと違うか)、ショットガンはそのままショットガンという風に、武装の種類や特徴にやや重なる部分が出て来た。まぁこの辺りはシューティングゲーム的な要素を追求するとその辺りに収斂していくということに過ぎないのかも知れないが。